端島の下は、こーんな風に掘られていました。傾斜は約50度〜60度あります。
高島・端島の炭は大変優秀な良い炭(原料炭)だったので、大変な急傾斜作業であるにもかかわらず、採掘を続けられたのでした。
端島で掘られた後は、船で運ばれ、北九州の八幡製鉄所に持っていかれました。
端島炭は燃やされて鉄を溶かす熱になったり、ガスになったりして、みんなの生活の役に立っていたのでした。 一度で2度おいしい石炭だったのです。
燃える[石」と云われる石炭ですが、端島炭は強く握るとボロッと崩れるくらいに柔らかく、記念に各家に持ち帰られた石炭には、ニスを塗り、保護して飾られています。
←我が家の石炭と化石
右側の黒いのは石炭になりかけの珪化木?
他は化石や水晶。端島海底奥底から彫り上げられたもの。
ガラクタっぽいけど父の宝物です。(笑)
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