たまにテレビのニュースで今年で廃校になる学校の卒業式のもようが放送されることがあます。 とても平常心では見ていられません。 池島は、島の三分の一くらい人が残るそうなので、廃校はまぬがれて良かったと思いますが、クラスの大部分が去っていくのは、経験者として心が痛く感じます。
でも島も人も残るということは、帰れる古里があるということ。 島にいても学校を卒業すれば、外にでなくてはいけないのが離島の現状です。 その時期が早くきただけと思って、大海に船出してみて、いろんな経験して、良き大人になってほしいと願います。 つらいことはいっぱいありますが、島っ子は本来、明るく、優しく、強くできているのです。
私は新しい土地に慣れるまで10年位かかりましたが、今では熊本が大好きです。
恐れずに自分から仲間に入る努力をしてください。 そして疲れたときは、島に帰ってくれば良いのです。
帰れる古里があることは、とても幸せなのですよ。 がんばってね!